値惚れ・銘柄に惚れる人間の心理について

下げれば下げるほど、安いと感じ買いたくなる。
私のような売り方が、お得意様としているのが、こういった買い方です。
また、逆に相当強い上昇トレンドを見ると、空売りをしたくなるのが人間の心理のようです。




値惚れ・銘柄惚れの心理はファンダメンタルズの先入観から

値惚れ・銘柄惚れがなぜ起こるかといえば、単純です。

「これだけ、凄い製品が出るのだから株価が騰がるに違いない。」
「そろそろ、社長が〇〇を発表するに違いない。」
「この技術があって、時価総額が○○なんてお買い得」

急落した銘柄の掲示板に行けば、大体、高値掴みでとっ捕まっている買い方が必死で投稿するであろう文章のテンプレです。

高値掴みをしてしまったかもという恐怖から、すがるように買った銘柄のポジティブな情報を集めようとした経験はないでしょうか?
あるいは、落ちてくるナイフをキャッチし、それでも下げ続ける株価を前に、恐怖を感じたことはないでしょうか?

個人投資家へ銘柄の売買に有益な情報が渡るのは、一番最後です。

このことを忘れてはいけません。

値惚れ・銘柄惚れをしないため、ファンダメンタルズは株価形成する一部と理解する

よくファンダメンタルズ分析で適正株価なる株価を測る物差しを見かけますが、それは株価を形成するファクターの中のほんの一部に過ぎないと考えています。

それが本当に確かな物差しであるのなら、同じ業種ならPERやPBR、ROEがほとんど変わらないはずですが、実際は全くバラバラですよね?

その中に新製品とか伸び率とかの補助的なファクターもあるかもしれませんが、それでも同じ業種でPERが1000倍とか20倍とか普通に存在しています。

なんなら、PER1000倍の銘柄の方が、PER20倍の銘柄より株価が評価されている場合も多いです。

ファンダメンタルズ要因は、そんなに毎日変化する訳ではありません。
しかし、ファンダメンタルズが変化をしなくても、株価は日々変化していきます。

この事実を踏まえると、特に短期売買の時間軸では、ファンダメンタルズ分析はそれほど有効ではないということが分かります。

それでは、何故?株価が上下するのでしょうか?

それは、「儲け損なうかもしれない。」「損失が広がるかもしれない。」といった人間の欲望・心理によって、成行き売買が連続的に発生しているからです。

市場心理を価格帯別出来高やVWAPから読む

サイト管理人の様な売り方の立場で記事を書いてみましょう。

貸借倍率やVWAPを見ながら、次の日の作戦を練る。
市場心理を読めるようになると、ここで買い方は買ってきていて、戻ってきてくれと祈っているだろうなと想像しながら空売りをするポイントが見えるようになります。

買い方と売り方、どちらが資金的・心理的に余裕があるのか?
一般的に価格帯別出来高が大きいポイントより下に株価がある時は、買い方に余裕がなく、上にある場合は売り方に余裕がないと考えてよいでしょう。

そこにどういう心理が働くのか、次で分析してみましょう。

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値惚れ・銘柄惚れで枚数を増やす前に、株価の状況を考える

ある銘柄に材料が出て人気化し、大きな出来高をつけて上昇してから急落した場合の状況を考えてみましょう。

強大な価格帯別出来高が、株価の上に形成されます。

そこには、大きな含み損を抱えたトレーダーが多数存在しているでしょう。
しばらくすると、急落の初動で入った売り方の利益確定の買戻し、遅れて入った売り方の利益確定や損切りの買い戻しなどで株価が戻ってきます。

高値でとっ捕まった人の中で、ブレイクイーブンに戻ったトレーダーがやれやれと売り出し、株価の戻りが止まり、再び下がり出します。

しかし、多くの高値掴みのトレーダーは小さい損切が出来ずに逃げ遅れ、「おいおい、もう少しでブレイクイーブンなのにどうして止まるんだ!」と、後悔や怒りの感情が芽生えているでしょう。

そうなると、トレーダーの中には「ナンピンをしておけば、損失をしなくて済んだ。」とナンピンを試みるトレーダーが出てきます。

人間は損切を先送りし、利益確定を早くする習性があります
さらに株価が下がると不安を覚え始め、掲示板にすがるようにポジティブ情報を探しに行き、値惚れ・銘柄惚れの考え方を補強します。

先ほどのテンプレを読み、「そうなのか」「そうに違いない」と自分に言い聞かせている頃です。

掲示板に買い煽りが多い時は、株価が暴落する前兆だといわれていますが、多分、当たっています。

「もうこれだけ下がったんだし、十分な調整した。」
「枚数を増やして、平均買付単価を下げよう。」

値惚れ・銘柄惚れをするあまり、既に理性的な判断力を失っているため、テクニカル的な見地で見た妥当な調整の尺度ではなく、何となくナンピンを繰り返します。当然、優位性はありません。

そろそろ上がってくれという祈りが入るのがこの頃です。

しかし、こういう状態でナンピンをするとどうなるのか、理性的に状況を認識できる今なら分かりますよね?

売り方の強い味方は、同じ売り方ではありません。
それは、ナンピンをしてくる買い方です。

逆も同じで、買い方の強い味方は、成行きで買ってくれる売り方です。

空売りをする場合、特に貸借倍率が1倍を切っているような銘柄は、思う様に下がらないことがありますが、逆に悪化しながら下落を続けている銘柄は、ポイントを抑えれば、そこで大きく下落をしていきます。

つまり、ナンピンをしているトレーダーがいてくれるということです。
それに倣えば、反対の立場にいるトレーダーが、どこまで戻ってほしいと祈っているのかを想像し、その直前で逆張りをしていけば、リスク・リワードの高いトレードをすることが出来ます。

逆に順張りをするのであれば、どこで買い方が含み損に堪えかねて絶望し、売ってくるポイントはどこかを読み、そのポイントで順張りをしていきます。

そこでトレーダーの飯のタネになるのがシナリオ作りです。

シナリオを作る優位性

市場心理が視覚化されるもので代表的なものは、サポートやレジスタンスです。
ラインで引かれているモノもあれば、5日移動平均線や、25日移動平均線などのように、毎日変化するものもあります。

このポイントを事前に押さえておくことにより、株価が止まりやすいポイントや揉み合うポイントを予測することが出来ます。

シナリオを事前に作成することが出来れば、どこにサポートやレジスタンスがあり、どこで仕掛け、どこで段階的にエグジットをしていくか詰めていくことが出来ます。

5日線の位置、25日線の位置、価格帯別出来高、株価水準など、考慮するべきところは全て考慮して相場に臨むことが出来れば、それだけで他の90%のトレーダーより有利に戦うことが出来ます。

私は、デイトレードを楽だとは微塵も思っていません。
この地道な作業を継続していかなければならないので、かなり忍耐を必要とします。

最近、サイトとの両立をするための自分自身のモチベーションが落ちてきていますが、結構、サイトの記事を書きながらというこの作業は、しんどいです。

値惚れ・銘柄に惚れる人間の心理について・まとめ

掲示板を見ていると、自分のポジションにとって都合の悪い事実・情報は徹底的に排除しようとする人を見かけます。
しかし、市場で勝つためには、これと逆のことをしていかなければなりません。

冷静に自分のポジションを見られる人は少ないからです。
もし、その内容に説得力があれば、ロットを減らしたり、損切りをするという思い切も必要です。

ポジションを持つとありがちな、値惚れ、銘柄惚れをやめ、数字や図画で表示されている事実のみで勝負していきましょう。





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