サイト管理人が自衛隊を退職して相場の世界という戦場に足を踏み入れた当初、イメージした通りに勝つことが出来ず悩んでいた時期がありました。
当時は、とにかく勝率が高いトレードをしようということで、一生懸命に記録を付け、30個くらいエントリーの手法を使いながら、期待値などを検証していました。
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目次
相場に勝つための手法を分析する
相場において、勝つ可能性が高い手法を検証するため、トレードを記録していましたが、取引の記録を繰り返していくうちにあることに気付きました。
実は、「手法」というのは、それほど重要ではないということです。
それは、いったいどういう事でしょうか。次の項目より説明いたします。
思考とメンタルの土台があって手法が確立する
「手法」というものは、あくまで小手先の技術であって、その土台となるものが相場と対峙するための仕様になっていないと勝てないという現実に記録を付けていくうちに直面しました。
その土台となるものとは、ズバリ、「思考」と「メンタル」です。
相場の世界では、その相場の世界に合致する「思考」や「メンタル」といったレベルが高くないと、その技術は「知っているだけ」ということになってしまいます。
「知っている」ということと「実行できる」というのは、実は全然違います。
特に相場の世界のように、お金という実弾が入る特殊な環境下では、人間の本能として、知っていることを実行するのは非常に困難です。
このことは、株式投資やFXをある程度経験されている方は、なんとなくイメージが浮かぶのではないでしょうか。
そこで、サイト管理人が選んだことは、「手法(エントリー手順)の簡略化」と「本能とできるだけ戦わないこと」でした。
相場で戦える手法は簡略化されている
取引を記録していて気付いたのは、お金という実弾が入る特殊な環境下では、エントリーを複雑化すると、メンタル的に一貫性の質の管理が難しくなるという事でした。
たとえば、ストキャスティックスが75%以上になったら成行きで買うという手法をサイト管理人は使っていましたが、75%近辺までストキャスティックスが上げてきている時というのは、売りと買いがぶつかり合い、値動きが大きく激しくなります。
そんな状況を目の当たりにした時、5分足の終値で75%以上が確定するまで待つということが、サイト管理人の当時のメンタルのレベルでは出来ませんでした。
テクニカル指標・インジケーターのサイン1つでこの状態ですから、ましてや2コ3コ指標を組み合わせたら、推して知るべしでしょう。
それならば、単純にザラ場開始後、30分につけた高値か安値に逆指値を入れてエントリーするとか、持合いブレイクを狙ったり、押し目・戻り目を狙うという手法の方が簡単で分かり易いと考えます。
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相場で戦える手法は、本能とできるだけ戦わないこと
サイト管理人は、決してメンタルが強い方ではありません。
そのために、エントリーもエグジットの手法(手順)もできるだけ本能との戦いを回避できるようなスタイルを取るようにしています。
●エントリーについては、思考や相場観が入らないエントリーの簡略化
●エグジットについては、最初から損切りと利確のポイントを決める
取引の記録を付けていた時に、今までのことに気付いてから、検証する方向性を上記2点に絞ることができました。
特に2点目のエグジットポイントをエントリーする前から決めることは可能なのか、大体、そんなことが出来るか本当に手探りで分からないまま研究を重ねていきました。
何故、この2点を検証しようと思ったかといえば、損切と利確するポイントが最初から分かっていれば、エントリーする時以外は、チャートを見る必要がない=本能と戦わなくて済むと単純に考えたからです。
エントリーの質を上げるためには、同時にエントリーの一貫性についての質を高める必要があるということは、それまでの取引記録で知っていました。
テクニカル分析の考え方を基本にして、エントリーの考え方を簡単にルーチン化しています。
参照:kinchanbbh3エントリーポイントの考え方 (無料メルマガ会員限定記事です。)
トレンドの定義を頭に叩き込み、値動きの癖を徹底的にチャートを見て研究し、エントリーの一貫性を向上させたことで、2点目のエグジットポイントを最初から決めて戦えるという結論に達しました。
出発点が「エントリー後は、チャートを見ないで戦う」というコンセプトで出来上がったノウハウです。
そのノウハウが、どれほど確かなものなのかは、毎日アップしているドル円の値動きのシナリオを読んでみてください。
チャートを見ていて、騙しや脅しに負けて薄利撤退した経験はないでしょうか?
このノウハウがあれば、チャートを見ないで戦うことも可能です。
相場で戦える手法について考察してみた・まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、サイト管理人自身の経験談を交え、思考やメンタルを土台としたエントリー手法に対する考え方、エグジットの質を追求した経緯について記事にしました。
いくつか核心を突く部分もあったと思いますが、トレードの参考になればと思います。