FXで何故勝てないのか? 勝てない理由を6つ考えてみた

「FXで勝てない。」
「ポジションを持った瞬間に逆にいった。絶対だれか見ている!」

FXをやっていれば、誰しもが通る道です。あなただけに起こっている訳ではありません。
ズバリ言えば、『FXあるある』です。

今回は視点を変え、どうやったら勝てるのかではなく、何故勝てないのか?何故負けるのかという切り口で考えてみます。




FXで勝てない理由を分析してみよう

野村監督の名言に「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし。」というのがありますが、90%を占めるとされる負けるトレーダーの存在を考えると、最早これは偶然とは言えないレベルであり、まさに不思議な負けはなしという状態です。

不思議な負けはなしということは、負けるべくして負けている、あるいは、必然的に負けてしまう理由があるということです。
90%のトレーダーが持っているとされる、この理由をしっかり分析していけば、反対にFXで勝つための方策にたどり着けるかもしれません。

FXで勝てない理由について、ネットや書籍等を使って調査し、また自分自身の体験も交えて書いていきたいと思います。

FXで勝てない理由① 損失を管理するより勝率を重視する

市場に参加してくる多くのトレーダーは、「勝率」という言葉に弱いように思います。

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ゴゴジャンのEA売れ筋ランキング見れば分かるよね。売れ筋は勝率70%以上

FX,勝てない

よく、ネットなどの広告で目にするこのフレーズ・・・この手法は勝率7割は勝てる~、いやいや勝率8割も勝てる手法がある~などなど

何故、こういった勝率を強調したFX教材が多いかといえば、理由は簡単売れるからです。

そこには、消費者が知っておかなければならないこともあるかと思いますので、その内容について説明をしていきます。

期待値がプラスの高勝率の手法の前提は、高いレベルの規律とメンタルが求められることを忘れている

高勝率の手法で戦うのであれば、大切な前提を忘れてはなりません。

もし、その手法がプラスの期待値だとして、その期待値を担保する前提は、大きな含み損を抱えても淡々と損切を執行できる規律とメンタルがあってこそなのです。

何故、大きな含み損を抱えるのが前提かといえば、勝率80%という状況では、間違いなく普段確定していく利益よりも何倍もの損切りをしなければならなくなるためです。

勝率80%という勝率がどういったものか、一度、数字で見てみましょう。

勝率4割でリスク・リワード1:1.5
勝率5割でリスク・リワード1:1
勝率8割でリスク・リワード1:0.25

上記の条件は、期待値がプラマイ・ゼロの条件ですが、これより少しでもリスク・リワード比率が良くなる=右側の数字が高くなれば、プラスの期待値になるということです。

例えば、100PIPS狙える勝率80%の手法があるとすれば、損切りは一般的な確率論から言えば400PIPSくらいということになります。
期待値が高ければ高いほど、損切り幅はこれより小さくて済みますが、それでも4回に1回の割合で、普段利確する何倍もの値幅の損切りを執行するときが訪れます。

大きな含み損を抱えても、トレードという仕事の一部として淡々と損切りを執行できるのは、相当高いメンタルと規律のレベルが求められます。

相場が都合の良いように動くと勝手に決め、損失をコントロールすることを怠る

前項で期待値がプラスの高勝率の手法で利益を積み重ねていく為には、高い規律とメンタルが必要であると書きましたが、その繋がりで、高勝率のロジックの条件が揃ったからと安易にロットを増やし、許容リスクを超えるトレードを繰り返していくと、最終的には破産する確率が高いです。

それは、何故か?

理由は人間は機械ではないからです。

人間は機械と違って感情を持ちます

そして、人間は想定を超えるような大きな損失を体験すると、トレードに対し、恐れや怒り、焦り、不安などといった感情を持つようになります。

このような感情を抱きながらトレードをすると、優位性のあるエントリーポイントの選定やルールに則ったエグジットを執行する理性を奪われます。

理性が利いていない状態で、トレードの回数を増やし、損失を取り返そうと大きなロットを賭けたりするとどうなるでしょうか?

まず、勝てるはずがありません。

理性の利いたトレードを繰り返していけるようにするためにも、普段から損失をコントロールして、資金を管理すると同時に人間の感情=メンタルもコントロールしていくという発想も必要ではないでしょうか。

FXで勝てない理由② メディアを鵜呑みにしたり、先入観を持つ

トランプ大統領が誕生したら、円高ドル安&株安になるとどのメディアも流していましたが、結果は真逆でしたよね。

それどころか歴史的な大相場の月になりました。
なんと、2016年11月だけで13円動きましたからね。

<ドル円の月足>
FX,勝てない

サイト管理人も、このトランプ大統領誕生のメディア情報に踊らされた口です(笑)

恐らく、メディアの情報を鵜呑みにした世界中のトレーダーが、ショートを仕掛けて踏み上げられたのではないかと想像していますが、本当の所は分かりません。

相場がどう動くのか完全に分かると思っている

まず著名なブロガーや専門家、当サイトの管理人も含めて、相場がどう動くのかを知っている人は誰もいません。誰も知りません。

これは間違いありません。タイムマシーンでもない限り不可能でしょう。

「いやいやドル円の値動きのシナリオの予想精度は高いではないか」と思われるかもしれませんが、トリガーとなる値動きがあってはじめてテクニカル分析という知識を活用し、確率の高い値動きを予想しているにすぎません。

恐らく著名なブロガーやトレーダーが発信している情報は、サイト管理人と同じで、相場の動きを完璧に分かっていて発信している情報ではなく、過去はこうだったからこうなる可能性が高いという情報の可能性が高いです。(全部が全部テクニカル分析ではないという意味です。)

「この著名人は値動きを事前に知っている。」というのは幻想ですので、過度に鵜呑みにしないようにしましょう。

エントリー後に、その根拠をメディアの情報で補完する

FXで勝てないトレーダーは、エントリーするときは何も考えないでエントリーするのに、ポジションが含み損になったり不利な状況になると、途端に自分のポジションにとって有利な情報は無いかとメディアの情報を探し回ったりします。

冷静に文章で読めば、エントリーする前にその根拠を補完するような情報を集めればいいのにって思いますよね?
しかし、中々チャートの右側では、そうはいかない様です。

最初に決めた損切りラインに達しているのにもかかわらず損切を先送りにし、ルールを破った理由をメディアの情報に転嫁して脳内で正当化した経験はないですか?

ぶっちゃけるとサイト管理人はありません。
自分自身が情報発信者であるので、情報発信の限界を知っているからです。

いくら自分がエントリーした理由をメディアの情報に求めて補強したところで、ポジションを支えるサポートが強くなる訳でも思惑通りの方向に動意づくわけでもありません。

逆にその情報にすがり、自分に言い聞かせることで、先入観や固定観念が強化されてエグジットをするべき時にエグジットができなくなる可能性があります。

メディアの情報は、全部が全部正しい訳ではないことを理解し、エントリー前の根拠の補完という位置付けてメディアを利用するくらいがいいかも知れません。

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FXで勝てない理由③ ノープランでトレードをする

所謂、出たとこ勝負です。
それで結果が出ていれば、そのままでいいですが、もし、結果が出ていなければ、事前にトレード・プランを立ててみることをお勧めします。

簡単に手順を説明します。

まずトレードをする前に、チラッとチャートを見て「ここを抜けたら上昇トレンドの確率が高まりそう。」「ここを割ったら大きく下落しそう。」といった値動きのイメージをします。
その値動きのイメージに基づいて、トレードプランを立てていくという手順です。簡単ですよね?

簡単ですが、ほとんどのトレーダーがやっていないと思います。

何故、やっていないのか?

やり方を知らないというのも理由にあると思いますが、一番の理由は「面倒くさい」ではないでしょうか?

しかし、この面倒くさいというのが良いこともあります。
それは、ほとんどのトレーダーがやらないので、その分、優位性を確保できるということです。

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当サイトでも、トレードプランの基盤となる値動きのイメージ・シナリオを、ドル円の値動きのシナリオにしぼってメルマガ配信していますので、よかったら参考にしてみてください。

FX,勝てない

FXで勝てない理由④ トレードで腹を決めない

資金を減らすのは大きな損切りだけではありません。
大きな損失を恐れるあまりに早すぎるロスカットを繰り返す場合も、大きなロスカットと結果的に見れば損失が変わらないどころかトレードの間隔が短くなる分、より多くの損失を生む結果になることもあります。

「トレンド判断が間違っていたのかな・・・」
「ロットを賭け過ぎたかな・・・」

などとエントリー後に色々アテにならない情報を入れてあれこれ迷うよりも、どんと腰を据えてリスクを取り切ると腹を決めたほうが、オーバートレードから資金を守り、良い結果になることが多いです。

武田信玄武田信玄

動かざること山の如し

FXで勝てない理由⑤ トレード日誌を記録していない

トレードで継続的に利益を得ていくためには、トレード日誌にトレードを記録しないという選択肢はないというほど、トレード日誌は重要です。

トレード日誌には次の4つの効果があると個人的に思っています。

1 オーバートレードの防止
2 期待値の算出
3 戦い方に対する自信構築
4 仮説の検証

サイト管理人自身が一番、効果があると感じているのは、オーバートレード防止です。
日誌を記録するというだけで、意味の分からない根拠の乏しいエントリーがかなり減ります

期待値の算出などは、その戦い方の勝率などが分かれば、当時のリスク・リワードを勘案した期待値を算出することが可能になります。また、期待値を算出できるまで記録が進めば、戦い方に対する絶対の自信が出来上がり、仮説の検証のモチベーションに繋がっていきます。

今はMT4のフリーソフトなどでもトレード記録のツールが出回っていたりしますが、サイト管理人は古風にノートで記録しています。

FXで勝てない理由⑥ とにかく知識が足りない

トレードをする以前の問題かもしれません。
以前のサイト管理人であれば、「勉強をしてください。」で終ったかもしれませんが、最近、自分自身が歳をとったせいか、新しいことに挑戦して勉強することは大変ということが身に染みて分かるようになってきました。

EAやインジケーターのプログラミング、30代までなら絶対に技術者に頼まず、自分で勉強してマスターしていたと思いますが、40代を半ばを過ぎると、覚えようとするだけで相当のエネルギーが必要だと分かりました。

もし、この記事を若い方が読まれているのなら、勉強がスッと入ってくるのは今のうちだけだとアドバイスしたいですね。

さて、話を元に戻すと、今からトレードの知識をつけるのであれば、絞った方がいいです。

必要な知識は、、、
1 ダウ理論
2 チャートパターン
3 市場心理
4 サポートとレジスタンス
5 トレンドライン、チャネルライン
6 エリオット波動理論
7 フィボナッチリトレイスメント

これは最低、押さえておいた方がいいと思います。

余裕があれば、、、

1 テクニカル指標
2 P&Fチャート

は知っておいた方がいいとは思います。

この知識を総合的に身に着けたいのであれば、先物市場のテクニカル分析という書籍がお勧めです。

テクニカル分析の知識を使うと何ができるかといえば、値動きの予測です。

「このチャートでここを抜けたら、○○分の上昇エネルギーが得られるから、○○まで上昇する可能性がある。」

テクニカル分析の知識があれば、こういった予測が可能になります。

それでも、まだ勉強することに抵抗があるという方は、こちらのツールの使い方を勉強した方が早いです。

FXで何故勝てないのか? 勝てない理由を6つについて考えてみた・まとめ

いかがでしょうか。
FXで勝てない理由、負け続ける原因について記事にしてまとめてみましたが、いくつか核心を突くところもあったと思います。

FXで勝てないトレーダーの特徴として、高勝率で成り立つ期待値がプラスの戦い方は、高いレベルの規律とメンタルが求められることが抜けて落ちているトレーダーが多い。
そして、勝率に依存するあまり、自分にとって都合よくチャートが動くことが前提となり、大きな損失を受け入れることが出来なくなる場合がある。

メディアを盲信する傾向が強いが、発信される情報を集めるのはエントリー後が多く、そこで得た情報により先入観と固定観念を強靭化させ、適切なポイントでのエグジット判断を誤らせる結果に繋がることもある。

FXで勝てないトレーダーは、ノープラン、ノーレコードでトレードを繰り返すことが多く、トレードの腹を決めきれずにオーバートレードに陥る。

知識は全般的に不足しているが、ツールで補う方法もある。





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