【池袋暴走事故】飯塚被告が罪を認めてはいけない理由【真相考察】④~事故原因考察~

暴走原因をつかめていないが安全というトヨタの謎理論

米国リコール問題から10年以上経ちましたが、トヨタ自動車は、未だ暴走するのか原因を究明できていないのが実情だと思います。

だからこそ、最近、やたら、衝突回避パッケージを装備させる弥縫策の力業に走っているのだと想像します。

2010年2月、トヨタ自動車が公式に発表した内容を読んでみると

1 2010年2月以降の車は全部、BOS(ブレーキ・オーバーライド・システム)を付けます。
2 2010年2月までにすでに販売してしまった車は検討します。
3 BOSを装備する理由は、暴走する原因がよくわからないが、とりあえず安全のためにつけました
4 暴走する原因はよくわからないけど、とにかく安全です。

と発表しています。
これは、私が言っているのではなく、トヨタ自動車の社長と副社長が会見で述べた内容です。

ソース記事を読んでいただければわかりますが、安全を強調しているのに、暴走する原因は全部つかめていないとしています。
本当にこれで安全なのでしょうか?

ソース→『トヨタ、「ブレーキ・オーバーライド・システム」を全車に搭載

上記ソース記事の抜粋

決めつけることが、事故の原因究明を鈍らせる

ネットの情報を見ていると、憶測や先入観のみで「高齢者だから踏み間違えたに違いない。」「飯塚被告は嘘をついている」と決めつけ、批判をしている人が多いように思います。

しかし、その批判する根拠となる飯塚被告の事故車両の検査結果自体、検査の信頼性が怪しいと言わざるを得ません。

先日、飯塚被告が裁判で「ブレーキが抜ける」証言しましたが、ネットで叩いている人のツイートの一部を紹介します。

こういっては何ですが、全て自分の経験の中にある狭い知識と憶測にしか見えません。
では、実際にそのブレーキの不具合を経験した人は、どういう感覚だったのでしょうか?

国土交通省の不具合情報で、プリウス、ブレーキで検索すると、344件の報告にヒットします。

その報告の中で、最初の100件を確認しただけで、これだけの【ブレーキが抜ける】という事案にヒットします。

実際に経験している人の声と、自分の経験の中にある狭い知識の中だけの憶測
どちらが信ぴょう性が高いでしょうか?

そして、彼らの主張は、技術的にも間違っています。(某車両整備士YouTuberも間違っています。)
バリバリのトヨタ信奉者である国沢光宏さんのバイアスがかかる前の記事を引用します。

低速&弱いブレーキ時プリウスは油圧ブレーキを使っていない。全ての減速エネルギーを回生しているのだ。すなわち全ブレーキ力をモーターで発生させ、しかも前輪のみに頼っているワケ。この状態で滑りやすい路面を通過し、ロック判定され、ブレーキを解除したらどうなるか

回生を止めると同時に、全てのブレーキが無くなる。加えて油圧を立ち上げれば効き始める通常のブレーキと違い、回生は再立ち上げにくい。結果としてブレーキが抜けたままになるのだろう。以上、推測である。

引用:自動車評論家 国沢光宏 「プリウスブレーキ抜け

この記事を見る限り、何かの拍子に回生ブレーキに切り替わり、ロック判定されてブレーキ解除をした場合、すべてのブレーキ力がなくなる可能性があるということです。

何なら知恵袋国沢光宏さんのブログのコメント欄を読むと、ほとんどの方が複数回、ブレーキ抜けを経験しています。

そして、この事象については国沢光宏さんがベストカーで記事にし、その記事を読んだ朝日新聞記者が記事にしたところ、この不具合についてトヨタ自動車自身が認めています

しかも、命に関わるブレーキの不具合がリコールではなく発生対応です。

日本のユーザーは完全に馬鹿にされていますね。

国沢さんの記事⇒https://221616.com/car-topics/20100205-a69223/

トヨタの発生対応⇒https://toyota.jp/recall/kaisyu/150708.html

しかも、国沢が指摘した【低速&弱いブレーキ時】という条件でなくても、高速道路でブレーキが抜けたなどの不具合の報告事例があります。(実際に不具合があって、報告事例に上げてくる人は、ほとんどいません。というより、このサイトのことを知りません。いいとこ1%、下手すれば、0.1%くらいだと思います。)

国土交通省・不具合情報より抜粋

 

ちょっと調べればわかることですが、無罪を主張している人間に、自分の狭い知識の憶測(しかも間違っている)で嘘つきだと断定し、罪を認めろというのは、どういう了見なのでしょうか?

もう一つのブレーキ抜けの不具合

それは、ブレーキそのものが踏み込めなくなるというものです。

これについては、私のYouTube動画のコメント欄より情報を頂きました。

画像で貼ると、小さくなってしまいますので、ここで記事として引用いたします。

【ブレーキ抜け】
●74番 下り坂でブレーキをかけた際に枯葉等でABSが作動した後、ブレーキペダルの踏み応えが固くなり、踏み込めなくなったため、交差点の先の車に正面衝突した。
●76番 道路継ぎ目などを通過したあと、ブレーキペダルが固く踏み込めないような状態になり、ブレーキの効きが悪くなった。
【ブレーキペダル踏み抜け】
●93番 バイパスを走行中、メーターパネルにABSとサイドブレーキと横滑り防止のマークが点いた。ブレーキペダルが一番奥まで踏めてしまい、それを何度か踏みなおしたところ、少しずつ効いてきて500m位先で停まれた。

2010年に共産党の穀田議員が国会でプリウスのブレーキ問題を追及をしています。
ブレーキ抜け問題のはずが松戸の事故はブレーキペダルの踏み抜けを例に挙げて間抜けですが、これでトヨタの嘘と、結託する国土交通省、警察、(独法)交通安全環境研究所という腐敗構図の証拠を残せました。

共産党は口だけですが役に立つこともある。
https://youtu.be/-ct9JhALEdY?t=1079
ブレーキペダルの踏み抜けは、不具合の現象が残っているはずだしEDRの記録にも残っていますから完全に虚偽。
https://www.youtube.com/watch?v=CR8KVu9GLAs&t=143s
EDRは精度に問題があるんじゃなくてトヨタの都合の良いように使われているだけで正しく使われれば参考になります。

飯塚さんの主張した「ブレーキペダルを踏んだが、抜けたような感覚があり減速せず、大事故に繋がった」は、ブレーキペダルが踏み抜けたのか、ブレーキペダルを踏んだがブレーキ力が抜けたのか、で全く意味合いが違います。

ブレーキペダルが踏み抜けたのならばブレーキランプのスイッチは作動しているはずなのでランプが点灯していなかったという目撃証言とは辻褄が合いませんが、2010年に問題になり対策できていない「ブレーキ抜け」ならペダルを踏み込めなくなるのでブレーキランプが点灯していなかったという目撃証言とも辻褄が合います。

飯塚さんの乗っていたプリウスで厄介なのは、どちらの問題も抱えているということです。

ブレーキペダルが踏み抜けはトヨタから保証期間延長で公表されていますが発生対応ですからね。

こちらは現象が再現します。https://toyota.jp/recall/kaisyu/150708.html

「ブレーキ抜け」はペダルが踏み込めなくなりますが再現性はなくうやむやにされるでしょう。

飯塚さんの事故ではABSが作動して回生協調ブレーキの問題でペダルが踏み込めなくなったのでしょう。

ブレーキが抜けの暴走は、ブレーキ異常は見つからない。何故か記録されないデータ

ブレーキ抜けでブレーキが効かなくなると何度踏んでも記録されない?
回生ブレーキのブレーキ抜けは異常が発見されない

この他にも、EDRやOBDで記録されない報告事例を紹介しました。

私が投稿した動画のコメントでは、それらのデータは正確に記録されているが、トヨタ自動車側が都合よく解釈し、隠蔽しているだけだという指摘もあります。

どちらにしても、第三者機関が入って調査をしない限り、これらのデータ解析は信用に値しないと考えます。

「暴走とブレーキランプが点かない」はリンクする?偶然とは思えない不思議な一致

上の動画は、『【池袋暴走事故】飯塚被告が罪を認めてはいけない理由【真相考察】①~プリウスは暴走する~』の冒頭で出した暴走車を集めた動画と同じ動画です。
この動画内でブレーキランプが映る映像を見ると、そのほとんどでブレーキランプが点いていない状況が確認できます。
0分33秒~
恐らく池袋暴走事故の状況に近いと思われる映像
1分19秒~
左の青い車がノーブレーキで追突。一切ブレーキランプ点かず
2分14秒~
左のオレンジ色のタクシーが、前の車に衝突。その後、バックランプが点くがブレーキランプが点かず
3分48秒~
前の銀色セダンが前に進んだ後、突然バックし、衝突。この際も、ブレーキランプ点かず。その後、前方へ暴走
4分15秒~
右の車がバスに追突。衝突の際、一瞬、ブレーキランプが点くものの、やはり暴走時はブレーキランプが点いていません

勿論、運転手のアクセルとブレーキの踏み間違いの可能性もあると理解しています。
しかし、バックにギアを入れる際は、その前にブレーキランプが点かなければおかしいはずです。

だから、全部が全部、「アクセルとブレーキの踏み間違い」ではないと思います。

もう一つあります。

上の動画は、三菱モンテロが暴走した映像です。
この動画では、サードランプが事故が起こるまで終始、点いていません。

1分59秒~
バックで暴走し、後ろに壁やバイクに衝突後、今度は前に暴走し、車に衝突。
エンジンが高回転であるかを示すかのようにマフラーから黒煙を上げた後、
一瞬、ブレーキランプと、それまで点いていなかったサードランプが点灯します。

つまり、サードランプは故障をしているわけではありません

普通は、ブレーキランプとサードランプ(ハイマウントストップランプ)は同時に点くはずですが、点いていないんです。

暴走をしている映像の中に映っているブレーキランプを見ると、ほとんど点いていません
この確率は、もう偶然とは言えないのではないでしょうか?

ブレーキ力が抜ける事象と突然加速する事象は、何らかの因果関係があり、セットで発生する可能性があるのではないか?と推測します。

あくまで私の推論

この記事を今まで読んでいただき、ありがとうございます。

この項目はあくまで私の推論になります。

車の欠陥の可能性の場合

車の欠陥の可能性について、考察をしていきます。

飯塚被告の証言「ブレーキが抜けた感覚」

先ほど、飯塚被告が証言する「ブレーキが抜けた感覚」というのは2種類あると書きました。
ここでは、この2種類を、以下の用語とします。

・ブレーキペダルを踏み抜ける
・ブレーキ力が抜ける

プリウスは、この「ブレーキペダルを踏み抜ける」「ブレーキ力が抜ける」という2つの不具合が存在する車です。

ブレーキペダルを踏み抜ける

1 症状
ブレーキが抜ける現象は100%回生ブレーキのみで動いている状況→ロックを検知し、ブレーキ解除⇒回生終了⇒ノーブレーキ

2 特徴
多くの方が経験し、再現性があるトヨタ自動車もこの事象を認め、事象発生時に修理対応

ブレーキ力が抜ける

1 症状
ブレーキペダルが鉄板のように固まり、ブレーキそのものが踏めなくなる不具合

2 特徴
ブレーキが踏めないため、EDRにも記録されず、ブレーキランプも点かない。再現性がない

原三信病院にタクシードライバーが突っ込んだ状況がこのブレーキ力が抜ける状況→(福岡タクシー暴走「ブレーキが全く踏み込めなかった」被告と検索が全面対立」

事故当時の状況のイメージ

私は事故直前に、ドライブレコーダーが記録した飯塚被告と奥様の会話が重要な手がかりではないかと考えます。

事故直前、ドライブレコーダーには、以下の会話が記録されていました。(ソースはこちら

飯塚被告の奥様「危ないよ、どうしたの
飯塚被告「あー、どうしたんだろう

その後、車が急加速し、ノーブレーキで突っ込んだとされています。

この会話から、この時点で何かしら車の異変を運転手だった飯塚被告と助手席に乗っていた飯塚被告の奥様が察知していた可能性が高いと推測します。

一般的に「アクセルとブレーキの踏み間違い」が発生したとき、アクセルから足を反射的に放したりするため、どんなに進んだとしても数十メートルです。

池袋暴走事故では、300mもブレーキをかけずに暴走していますが、異変を察知してから事故現場までは、時間にして10秒間。それがたとえ高齢者であっても、アクセルを間違って踏み続けることは、自殺願望でもない限りあり得ない距離と時間です。

恐らく、飯塚被告は暴走しだしたプリウスを制御しようと、ブレーキを踏んだんだと思います。

ここで、先ほど挙げた「ブレーキペダルを踏み抜ける」か「ブレーキ力が抜ける」事象が発生し、ブレーキが全く効かなくなる状況に陥り、パニックになった
状況が把握できず、目視したというのはこの時ではないかと推測します。

そして、不幸な事故が起きた。

下の動画は、恐らく韓国車が暴走した動画ですが、当時の飯塚被告はこういう状態になったのではないかと推測します。(韓国車はトヨタ車を模倣している)

カーブを曲がった辺りから、突然、車がコントロール不能になり、加速開始。当初はハンドル操作で何とか事故を回避しますが、ブレーキを踏んだと思われるガンガンという音の後も、全く減速することなく加速を続け、激突しています。

飯塚被告が原因の可能性

私は、飯塚被告が原因の可能性もあると考えています。
しかし、ドライブレコーダーの状況から、本人の中の真実を語っていると考えています。
事実と本人の中の真実は違う場合があります。以下、考察です。

パニックによる錯覚

私自身、暴走の不具合を経験しているため、パニックになる感覚はわかります。

暴走が発生した場所が、運よく矢臼別演習場付近という超辺鄙な所だったので、たまたま事故らなかったわけですが、あれが池袋だったら、恐らくパニックになって(私の場合は)固まって何もできなくなっていたと思います。

300m(10秒間)もアクセルを踏みっぱなしで暴走するというのは、個人的にはたとえ高齢者であっても、故意でもない限りあり得ないと考えています。

しかし、死の恐怖に直面したとき、人間はすくみ、本能的に恐怖記憶の形成を防ぐ防衛反応が働き、事故当時の記憶が曖昧になることもあり得ます。
アクセルとブレーキを錯覚したまま踏み間違い続けたという可能性も完全には否定できないと考えます。

池袋暴走事故・まとめ

タクシー暴走事故、レクサス暴走事故、エスティマ暴走事故、そして、池袋暴走事故という悲劇の連鎖を断ち切るためにも、車の欠陥の可能性も含めて検証していく必要があると考えます。

きっと多くの皆さんは、【池袋暴走事故のような悲劇を起こさせたくない。繰り返させたくない】という気持ちをお持ちになっていることでしょう。

その目的に立ち返ってみると、『池袋暴走事故で、飯塚被告は罪を認めるべきだ』という論調は、この目的から外れる結果をもたらすような気がします。

私は、飯塚被告の証言が、もし事実なら、犠牲になった母娘のためにも断じて罪を認めてはいけないと思いますし、それが飯塚被告の人生に残された責任ではないかと考えます。

【池袋暴走事故】飯塚被告が罪を認めてはいけない理由【真相考察】①~プリウスは暴走する~

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その想いを動画にいたしました。

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