チャートパターンの値動きは、過去に起こった群集心理を読み解くカギである。

チャートパターン、特に広く知られているチャートパターンは、群集心理を視覚的に捉えることができる重要なツールです。

このツールを活用し、指標や価格帯別出来高などを組み合わせてエントリーすることができれば、かなり優れたエッジで再現性の高い値動きをみられることができます。




チャートパターンには、トレンドの中間に現れるメジャーリングの役割をするものやブレイクすることで見積もられる値幅が判断できるもの、ブレイクする時期が見分けられるものなど、そのパターンの出現により、利益・リスクの目安や時間的な尺度、エントリー戦略の様々な情報を視覚的に知ることができます

 

これだけでも、チャートパターンを覚える意義があると認識できますが、勝ち組になるために、群集心理(負け組)が起こす行動原理とチャートパターンの相関関係を理解しておく必要があります。

チャートパターンを知ることにより、同時に群集心理を理解できる。

チャートパターンは、サポートやレジスタンスが複雑に絡み合い、その中で発生している後悔や焦り、歓喜や恐怖といった様々な群集心理が繰り返し起こす行動の集合体です。

その行動は、参加者が多ければ多いほど平均化され、ある一定のパターンとなって視覚化され、チャートとして現れてきます。

このため、時間軸が長ければ長いほど出来高が大きければ大きいほど、その再現性は高くなります。

 
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使えるねっと

チャートパターンの基本は、サポートやレジスタンスのブレイク

チャートパターンの中で最も頻繁に発生し、その再現性を確認できるのがサポートやレジスタンスのブレイクです。

下のチャートを見てください。

チャートパターンの値動き

↑このチャートはドル円相場の4時間足チャートです。

➀はレジスタンスからブレイクした後の動き、➁はトレンドライン割れ、➂はトレンドライン突破の動きになります。

破線の矢印が直近の前の波動の値幅になりますが、ブレイクの起点から、それまでのトレンドの反対方向に直近の波動の値幅分の値動きが最低限の動きとして発生していることが分かるかと思います。

ここにも、市場参加者の様々な行動が反映され、結果、ほとんど同じ結果になっていることがチャートでも確認できます。

1 サポートやレジスタンスのラインを割った瞬間にエントリー&損切りするトレーダー
2 サポートやレジスタンスをローソク足の終値で突破した時にエントリー&損切するトレーダー
3 サポートやレジスタンスをローソク足の終値で突破し、その後、ある程度の期間様子を見てからエントリー&損切りするトレーダー

大体、上記3つのルール・基準をもって行動を起こすトレーダーがほとんどだと思いますが、この中で、ルールを破る傾向が強いのは、損切りです。

3のトレーダーがルールに基づき、エントリー&損切りをした後、損失が膨らんで耐えられなくなった敗者側のトレーダーが投げて、パニックを伴う大きな値動きが発生し、反転していきます。

どのルールも一長一短あり、どれが正解かはありませんが、明確な損切りルールがなければ、敗者側の投げに巻き込まれてしまいます。

チャートパターンが完成してトレンドが反転するリバーサルパターン

チャートパターンには、その完成をもってトレンドが変化するリバーサルパターンになるチャートパターンがあります。

その一例が以下のパターンになります。

天井圏のチャートパターン

ヘッド&ショルダー

チャートパターン,ヘッド&ショルダー
最も天井圏で出現率が高いチャートであり、かつ代表的なチャートパターンです。
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ダブルトップ

チャートパターン,ダブルトップ
ヘッド&ショルダーと同じく出現率の高いチャートであり、ヘッド&ショルダーと同じく代表的なチャートパターンです。
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ソーサートップ

チャートパターン,ソーサートップ
天井圏の中では最もチャートを形成する期間が長く、比較的見極めがしやすいチャートパターンです。

Vトップ

チャートパターン,Vトップ
天井圏の中では最もチャートを形成する期間が短く、見極めが極めて難しいチャートパターンです。これを見極められたらチャート上級者でしょうね。
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底値圏のチャートパターン

ダブルボトム

チャートパターン,ダブルボトム
底値圏で最も出現率が高い代表的なチャートパターンです。
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逆ヘッド&ショルダー

チャートパターン,逆ヘッド&ショルダー

底値圏でたまに見かけるチャートパターンです。
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ソーサーボトム

チャートパターン,ソーサーボトム
底値圏で最もチャートを形成する期間が長く、比較的見極めがしやすいチャートパターンです。

スパイクボトム

チャートパターン,スパイクボトム
底値圏で最もチャートを形成する期間が短く、見極めが極めて難しいチャートパターンです。

トレンドの中間に出現するチャートパターン

基本的にはコンティニュエーション・パターン(継続)で、トレンドの中間に出現するケースが多いパターンです。このため、このチャートパターンが完成し、どちらかにブレイクした場合、それまでの値幅を測定すれば残りのトレンドの値幅を予測することができます。

このパターンは、チャーチストの間では、動く値幅を推測するメジャーリング・チャートパターンとして活用されています。

コンティニュエーション・パターン+メジャーリング・チャートパターン

ペナント

チャートパターン,ペナント
チャートの形としては三角形のペナントのような形を形成し、おおむね1週間~3週間以内に完成します。三角持ち合いと同様、ブレイク時期が三角形の頂点までというタイムリミットをもつチャートパターンです。
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フラッグ

チャートパターン,フラッグ
チャートの形としてはそれまでのトレンドと逆の方向に、下向きで平行なチャネルラインを形成します。
旗の形に似ていることから「フラッグ」と呼ばれています。
ペナントと同様、その形成期間は1週間~3週間以内に完成します。
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ブレイクのタイミングの時期が特定されているチャートパターン

基本的にはコンティニュエーション・パターンですが、そのブレイク後の値幅が大きいパターンが三角持ち合いというチャートパターンです。

三角持ち合い

チャートパターン,三角持合い
トライアングルはレジスタンスとサポートが収斂し、三角形の形をするチャートパターンで、三角形の頂点(APEX)までにサポートかレジスタンスどちらかを終値で突破することで完成するチャートパターンです。

その時の株価の値動きで見積もられる値幅は、三角形の下辺と上辺の値幅分が上か下のどちらかに動くとされています。
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シンメトカル・トライアングル(中立)
トレンドに対して中立の三角持ち合いです。高値が切り下がり、安値が切り上がるのが特徴です。
アセンディング・トライアングル(強気)
トレンドに対して強気の三角持ち合いです。高値はそのままで、安値が切り上がるのが特徴です。
ディセンディング・トライアングル(弱気)
トレンドに対して弱気の三角持ち合いです。高値が切り下がり、安値がそのままなのが特徴です。

その他のチャートパターン

ウェッジ・フォーメーション

チャートパターン,ウェッジ
チャートの中間もしくはトレンド転換の時に出現するチャートパターンで、楔のような形をしているのが特徴です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。チャートパターンについて概要を説明いたしましたが、それぞれのチャートパターンの特徴についてある程度の認識ができたかと思います。

チャートパターンのそれぞれの特徴を理解し、市場心理と出来高、指標などを併用して使用していけば、きっと読者の皆さんの大きな武器になっていくでしょう。

※現在、未完成のリンクについては逐次作成し、より分かりやすいチャートパターンの説明文を入れていく予定ですので、しばらくお待ちください。





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