ブレイクアウト手法について

トレード初心者が相場で戦う場合に、最も勝率が高く、最も稼ぎやすいとされているのがブレイクを狙う手法です。
今回は、そのブレイクが起こる心理とメカニズムについて解説をしてみました。


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ブレイクアウトが起こるメカニズムとブレイクアウト手法

トレードで大きな利益を狙うには、サポートラインやレジスタンスラインのブレイクアウトを狙う必要があります。
今回は、ラインのブレイクアウトのトレード手法について、その背景にある市場心理とメカニズムから解説していきたいと思います。

また、ブレイクアウトラインの基準となる「目標レート」についても、そのレジスタンス・サポートラインの引き方を紹介します。

レジスタンスライン・サポートラインの引き方

ブレイクアウトについて解説する前に、目標レートとなるレジスタンス・サポートラインの引き方を解説します。
まず基本的に、レジサポラインは、ご自身がトレードされる足よりも大きな期間の足で引きます。

普段1時間で引いているのであれば4時間足や日足、15分足で取引しているのであれば30分足や1時間足をもとに目標レートを定めます。また、基本的にローソク足は実体のみを参考にしてください。ヒゲの部分は無視してラインを引きます。

ブレイクアウト,手法

画像は2018年2月のドル円相場の1時間チャートです。
1ドル=106.484円で下降相場が(ローソク足の実体で)最安値を付けています。
普段5分足や15分足でトレードをしている場合、この最安値にサポートライン(目標レート)を指定します。

ブレイクアウト,手法

15分足に表示を戻すとこのようになります。
ローソク足の期間が長ければより正確にレジサポラインを引くことが出来ますが、あまりに長すぎると反応しづらいラインを引いてしまうので要注意です。

目標レートをブレイクアウトする原理

続いて、目標レートをローソク足がブレイクする原理について、出来高の面と市場心理の面から解説します。
まず、サポートラインが形成される原理です。これは簡単です。

ブレイクアウト,手法

下降相場が続いています。
ここで、相場価格が直近の高値を超えました。

ブレイクアウト,手法

これにより、相場は下降相場から上昇相場へ転換します。それと同時に直近の安値を、市場参加者は「底」と判断します。結果的に直近の安値がサポートラインとなります。

市場心理の面から考えると、「サポートラインが相場の底だから買い注文を出そう」となりますので、相場はさらに勢いをつけて上昇していきます。
と同時に、「サポートラインが相場の底だから、ここで損切り売り注文を出そう」と考える投資家が増えます。

さて、ここからずっと上昇相場が続けばいいのですが、先見性のある投資家はある程度の上昇で見切りをつけて利益確定売り注文を出します。ようするに、ダウ理論で言う「利益確定期」が訪れます。

そうすると、上昇相場は安値を更新していき、下降相場へと転換します。

ブレイクアウト,手法

そうなると、出遅れて買い注文を出した投資家の利益がプラマイゼロに、最終的には損失へと変わっていきます。
下降相場が続けば続くほど、損失は広がります。

しかし、ここで市場心理として「損失を確定させたくない」という気持ちが沸いてきます。
ここで損失を出している投資家の中でも、塩漬けはしたくない賢明なトレーダーは妥協案として「前回の下降相場の安値(サポートライン)まで価格が下がったら損切りしよう」と考えるはずです。

そして、そのまま下降相場が続くとどうなるか。

ブレイクアウト,手法

こうなります。

サポートライン付近には、損失を出しているトレーダーの大量の損切り売り注文が潜んでいます。
そのため、サポートラインは勢いをつけてブレイクアウトする傾向にあります。
これがブレイクアウトの原理です。

また、FXの場合は特にですが、サポートライン付近には新規の売り注文が潜んでいることもあります。
この場合、ブレイクアウトの勢いはさらに増します。

先ほどのドル円チャートのその後の相場を見てみましょう。

ブレイクアウト,手法

御覧の通り、目標レートをブレイクする際、ローソク足が非常に勢いづいていることが分かると思います。

また、ブレイクアウト後は「レジサポ転換」というものが起きる傾向があります。
「レジサポ転換」は目標レートの役割転換のようなもので、いままで「レジスタンスライン」として機能していた目標レートが、相場の転換により「サポートライン」へと転換することを意味します。

ブレイクアウト,手法

実際に、ドル円のレートもレジサポ転換が起こっていることが見てわかると思います。

ブレイクアウト手法-ブレイクアウトをトレードにどう活かすか

ここからは実際にブレイクアウトをトレードにどのように活かすのかを解説していきます。

基本的には、トレンド転換後にレジスタンスライン(サポートライン)に売り注文(買い注文)を仕掛けるだけですが、ここで指値注文を目標レートに仕掛けることはあまりおススメできません。

というのは、1回目のブレイクアウトは騙しであるケースが多いからです。
ブレイクアウト,手法

先ほどのドル円1時間足を15分足で表示したものです。
1度はブレイクアウトをしたものの、もう一度レジスタンスラインに戻ってきていることが分かると思います。
これは、レジスタンスライン付近で買い増し(ナンピン)をするトレーダーによるものですが、このようなだましが1回目のブレイク後に出てくるケースが多いので、1度目のブレイクアウトでは売り・買いエントリーはしないようにしてください。
ブレイクアウト,手法

エントリータイミングは

・下降相場でレジスタンスラインをブレイクする場合
→ブレイクアウト後にトレードするローソク足の期間で陽線が出た場合、その次のローソク足の始値で買い注文
・上昇相場でサポートラインをブレイクする場合
→ブレイクアウト後にトレードするローソク足の期間で陰線が出た場合、その次のローソク足の始値で売り注文

ブレイクアウト,手法

先ほど挙げたドル円15分足のケースであれば、上図の四角で囲んだ陰線が出現した次のローソク足にてエントリーをするというものですが、ブレイクの入り方については、入り方・考え方が色々ありますので、読者にあったブレイクの入り方を研究してみてください。

ブレイクアウト手法について・まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は市場で目標レートのブレイクアウトが起こる仕組みと、その市場心理について解説をしました。
目標レート付近ではレジスタンスラインであれば損切りの売り注文が、サポートライン付近では買い注文が大量にあるので、目標レートのブレイクアウトは勢いがあるという事は理解できましたでしょうか?

また、ブレイクアウトを利用してトレードする際は、1回目のブレイクアウトは見送るという事も非常に重要です。

ダマしには注意です。
ブレイクアウト手法は順張りトレードの基本中の基本ですが、うまくトレードが出来れば非常に大きな利益を得ることもできます。

しっかりと構造を理解して、勝てるトレードができるようになりましょう!

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