日経225先物について、分析をしていきます。
裁量トレーダーを補助するツール「相場の原理原則EA」を使って、短期時間軸の日経225先物の値動きや目標値をアウトプットしていきます。
主なアウトプットの方法としては、フラッグやペナントなどのチャートパターンか、エリオット波動によって目標値を出していきます。
目次
動画
日経225先物の分析の前提
ドル指数と信用残高の確認をして、為替の動きや個人投資家の動向をイメージしていきます。
ドル指数
ドル指数については、黄色いゾーンにあるフラッグを上抜けし、97.850~98.100辺りを目指して上昇している状況です。
ただ、途中、97.640の辺りに非常に強いレジスタンスが存在し、そこで止められる可能性があります。
97.640辺りで止められた場合、次の値動きを予想します。
信用取引残高と日経平均との比較
信用残については、信用買い残が一貫して過去2年間減少している状況です。
反対に信用売り残は、過去2年間で比較すると横ばい、1年ではやや増加している状況です。
買い残と売り残の比率を示す信用倍率は緑色の折れ線グラフの状況を見ると分りますが、現在は過去最低水準まで信用倍率が下落している状況なのが分ります。
しかし、ここ5週連続で信用倍率については上昇し、低下傾向だった信用倍率に上昇する兆候が見られます。
結論的には、需給面で過去2年間と比較すると、日経225先物は上昇しやすい環境にあると分析しています。
週足チャート
週足チャートは上昇トレンドが発生し、エリオット波動が出ています。
現在、第5波を目指している状況ですが、第5波の目標値は29507というアウトプットがでています。
また、ダブルボトムが完成しており、その目標値は25200辺りになると見積もられます。
ダブルボトムを抜けたところにあるこの揉み合いブレイクの目標値は、下の画像の通りです。
日足チャート
日足も週足と同様、上昇トレンドが発生し、エリオット波動が第5波まで進んでいます。
エリオット波動の第5波の目標値は24580というアウトプットが出ています。
1時間足チャート
前回予想について、振り返りますと、エリオット波動が第5波まで到達していたため、調整する可能性が高いと分析をしていました。
ただ、どこまで調整するかについては、a~c波の波動が出ていないエリオット波動の動きでは見積もれないため、強いサポートが得られる黄色いゾーン辺りまで調整するというイメージでした。
・前回予想
結果については、ほぼイメージ通りでした。
・結果
本日については、ダブルボトムが完成していますので、上のレジスタンスまで届いてくるとみています。
・今後の予想
15分足チャート
ほぼ1時間足と同じ予想でしたが、イメージ的には右肩下がりの黄色いチャネルライン=フラッグの上部若しくは下部のトレンドライン辺りまで下落するという予想をしていました。
・前回予想
結果としては、ほぼドンピシャの予想となりました。
・結果
今後については、下の画像の通りです。
・今後の予想